令和３年度 国立病院機構村山医療センター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 8 43 45 58 188 354 554 972 529 34
二次医療機関および開業医と病診連携を取りながら診療を行っており、幅広い年齢層の患者さんが入院されています。特に40歳代からの患者さんが多く、70歳以上の割合は全体の約半数を占めています。
年代別の疾患構成は、0歳代は上肢、膝関節周囲の外傷、10歳代～20歳代は脊柱側弯や上下肢の外傷が多い傾向です。
30歳代～40歳代からは腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎疾患が増加し、50歳代以上では脊椎疾患のほか、関節や手の疾患も増加します。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む）腰部骨盤、不安定　椎弓形成術・椎弓切除術等　処置2なし 287 20.24 15.77 0.70 71.87
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む）腰部骨盤、不安定椎　前方椎体固定等　処置2なし 218 24.96 20.31 1.38 68.79
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む）腰部骨盤、不安定椎　手術なし　脳脊髄腔造影剤使用撮影加算あり 204 2.27 2.68 0.00 70.24
070341xx020xxx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む）頸部　前方椎体固定等　処置1なし 162 25.06 19.76 3.70 67.75
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む）　人工関節置換術等 150 32.75 20.63 0.67 69.54
腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症、脊柱側弯症などの脊椎疾患や、変形性膝関節症や変形性股関節症などの関節疾患のほか、手の疾患に対する手術治療を多く行っています。中でも、腰椎疾患に関する入院数が多く、1位から3位を占めています。脊椎疾患の治療は、まず手術以外の治療を試み、それでも改善に乏しい場合には手術を行う順番になります。狭窄の程度や場所により、すぐに手術を行う場合もあります。
令和2年度以降、コロナ禍で感染対策に留意しながら、脊椎疾患にお困りの患者さんの要望にお応えすることができました。終息が見えない状況ではありますが、万全な感染対策のもとで治療を行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
該当する患者数が10未満のため、掲載しておりません。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
該当する患者数が10未満のため、掲載しておりません。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- - - - -
該当する患者数が10未満のため、掲載しておりません。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方椎体固定術） 282 4.19 23.57 1.06 67.42
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成術） 264 3.54 22.98 3.41 69.69
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除術） 183 2.89 19.81 0.55 72.78
K0821 人工関節置換術（股） 153 3.01 30.41 1.31 69.74
K0821 人工関節置換術（膝） 139 2.91 28.96 0.00 74.64
脊椎・脊髄疾患、関節疾患の手術を多く行っており、令和2年度と概ね同じ傾向でした。
腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアに対する後方椎体固定術がいちばん多く、次いで椎弓形成術、椎弓切除術となっています。
手術後は社会生活復帰を目指して充実したリハビリテーションを実施しており、退院までの日数はやや長くなっています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 13 0.47
異なる - -
人工関節脱臼が7件、人工関節による感染が4件、その他の術後総部感染症が2件でした。
合併症の発生率は、令和3年度の全手術件数（2105件）の0.7％と極めて低い割合となっています。
更新履歴
令和4年9月30日
令和3年度　国立病院機構村山医療センター　病院指標を掲載しました。