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(院内講演)運動療法としてのピラティス~臨床の実例~ ご報告


独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター
理学療法士長 朝日 達也

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 令和8年1月23日、全職員を対象とした院内講演を村山医療センター内地域医療研修室にて開催いたしました。演題名は「運動療法としてのピラティス~臨床の実例~」として、株式会社E.M.I代表取締役 本橋 恵美先生にご講演いただきました。先生は先に当院院長が会長を務めた第31回日本最小侵襲整形外科学会でもご講演いただき、大変好評であったため当院で再度ご講演を依頼し開催させていただいております。講演には当院から60名を越える参加者があり大変盛況に開催されました。
 一般的にピラティスは健康促進やダイエット目的でスポーツジムなどにて行われておりますが、先生が行うピラティスは運動療法による身体の機能改善をより学術的に捉えて施行されており、明治大学ラグビー部、東海大学ラグビー部等のアスリートを対象としたご経験、徳島大学病院や整形外科クリニック等で患者さんを対象とした導入と幅広くご活躍された経験を交えてお話を聞くことができました。

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 また、本講演では先の学会時と違い、実技の講演も行われました。体の深層の筋肉を意識した運動は普段運動療法を指導している理学療法士でも汗水流して悪戦苦闘しながら実技体験を行いました。先生のご講演の中では、海外の理学療法士では術後のリハビリテーションにピラティスを取り入れて診療することもあり、患者さんの満足度も高い傾向があったとお聞きしております。海外の理学療法士に負けないようまずは村山医療センターの療法士自身の深層筋を鍛えなくてはならないと感じております。

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 村山医療センターは国立病院機構内における骨運動器疾患の臨床研究事業の代表施設であり、脊椎脊髄センターを併設し側弯症や骨粗鬆症などの専門外来も有し整形外科の診療が充実しております。術後の運動療法は主に理学療法士が担当しております。当院で行われる手術等、医師の高度な診療に応えるためにも、今回学んだ内容を当院が提供する運動療法の糧として患者さんへ返せるよう検討する予定でおります。

 将来的には、術前のリハビリテーションの充実や健康促進事業としてピラティスを市民に向けて提供するなど、患者さんや市民の皆様に満足度が高い運動療法を実践できる未来を見据えて、リハビリテーション科でさらに研鑽を積んでいきたいと思います。

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